10年たったあと、どうしたい?

太陽光発電システムのメーカー保証には、いろいろな種類があって少々複雑です。
いろいろな種類というのは、太陽光パネルの寿命、システムの周辺機器の寿命、システム以外の周辺機器(発電モニタ)の寿命、年数がたった後に出せる出力の大きさなどです。

でも安心していいのは、どのメーカーでもシステムが10年は使えるということを保証してくれているということです。(システム以外の周辺機器は除く)
これには理由があって、10年以上の保証がついていないと国からの補助金が得られないのです。だから、10年は保証が受けられると思っていて大丈夫なんですね。

メーカー保証の長さに一番差が出ているのは、最長で25年保証までついている太陽光パネルです。
太陽光パネルの保証が長くついていれば、出力も10年で何%、25年では何%と、経年で落ちていきはしますが保証はあります。

売電価格の保証が10年で終わってしまい、そのあとは高く売れないかもしれないけれど電力を自給するというモードに入りますから、10年以降もしっかり発電してくれると助かりますね。

そのほかに、自然災害にあってしまったときの補償はどのメーカーにもありますが、有償のところと無償のところとがあります。
いろいろなことを考えながらメーカーを選ぶのはなかなか大変ですね。